ある朝私は、いつものブラジャーを付けると若干バストが溢れることに気付いた。

これはバストアップしたのだろうか。いや、バストアップだ。

次の休日は下着屋さんに駆け込んで、サイズを測ってもらい、新しいサイズのブラを手に入れなければならない(註:合わないブラを着用し続けるとバストのサイズや形に悪影響が出ます)。

当日、私は先の用事を済ませ、その足で下着屋さんへと向かった。

入店後、すぐさま店員さんと目が合う。
すかさず
私「あの、計測と試着をお願いしたいのですが…」
店員さん「もちろんです！」

試着室に案内され、すぐに計測が始まる。
アンダーとトップのサイズを測ってもらった後、店員さんは言った。
店員さん「Fカップのままで大丈夫そうですね〜！」

変わっていなかった。

その後、おすすめのブラジャーを紹介してもらい、試着までお願いした。
確かにFカップでちょうどいい。私はバストアップなどしていない。

サイズ上がってたらお店に報告しないとなあ、プロフィールも変わるだろうしなあ

そう思っていたが、実際はFカップのままだったのだ。

取らぬ狸の皮算用とはこのこと…(違う)

この日までにお会いした何名かの紳士様方にはすでに「最近ちょっとバストアップしたっぽくて〜、多分Gカップになってるかもなんですぅ」と豪語してしまった。

そんな自分が恥ずかしい。
私にバストアップ宣言を受けた紳士様方、あれは間違いです。心よりお詫び申し上げます。

勘違いを恥じながらも、試着してみた新しいブラはフィット感が違う。まるでなにも身に付けていないようだ。

なにより店員さんのフィッティングが素晴らしい。
「お客様、ブラの付け方がとてもお上手ですね！」と褒めていただき、自己肯定感も上がった。

新しいブラとお揃いのショーツを得て、満たされた気持ちで帰宅した。

私は今後もしばらくFカップである。


Q.どうして山崎ちひろはバストアップしたと錯覚したの？
A.おそらくホルモンバランスの影響です。
(回答者:山崎ちひろ)

追伸
長々書きましたが、現在待機しています！！！！

みなさまのお誘いお待ちしております！！！！！！！！